今月のおさかな提案
「ホワイトエビ」は、インド洋などで漁獲されるエビ。乳白色をしているエビの通称であり、見た目はスラッとして長く、スマートな形をしています。プリプリ感があり、甘味と風味のバランスが良く、エビらしく味わい深いと言われています。
今回はこのホワイトエビを使い【海老のつや煮】をご提案! オードブルにもおせちにも活用できる万能な作り置き料理で、エビのおいしさが引き立つ一品。ぜひ、お試しください!
~材料~
ホワイト有頭エビ 10尾
水 200ml
酒 250ml
塩 7g
みりん 60ml
はちみつ 30g
海老のつや煮レシピ
①エビは角、頭の先、ひげ、足をキッチンばさみで短く切りそろえます。剣先(尾の中央の尖っている部分)もキッチンばさみで切ります。
②エビの背の節のあいだに竹串を刺し、背ワタを取り除きます。
③エビを「つ」の字の形に曲げて、頭のつけ根から爪楊枝を刺し、尾から2番目の関節まで貫きます。
④水、酒、塩を鍋で煮立たせます。煮立ったらエビを加え、再び煮立ったら弱火にし、3分ほど煮ます。
⑤鍋ごと氷水につけて冷やし、急速に冷まします。
⑥一度、エビだけ取り除きザルで煮汁をこしアクを取ります。
⑦煮汁を鍋に戻し、みりんとはちみつを入れ、とろみがつくまで煮詰めます。
⑧とろみがつくまで煮詰めたら、エビを煮汁に絡ませて完成です。
和風アレンジならおせちの一品に
シンプルな味付けなので、洋風のオードブルにもおすすめです。
海老のつや煮 レシピ動画
レシピ動画をyoutubeにアップしています。是非、動画も参考にしてください。
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今月のおさかな情報
脂たっぷり冬のごちそう「ブリ」
ブリは成長につれて呼び名が変わっていく‟出世魚”。大きくなればなるほど脂ののった高級感のある味わいになります。
【オススメ調理】お刺身はもちろん、冬のブリは強い脂がある為、焼いてもジューシー。また、煮つけや照り焼きは、汁に旨味の詰まった脂が溶け出し味わい深く仕上がります。
冬の珍味!お鍋の定番「アンコウ」
アンコウは冬場になると、産卵のために浅場へと集まってくることで水揚げ量が増加。白身でカロリーが低く、さっぱりとした味わいです。
【オススメ調理】定番の鍋物は、各地に異なる作り方があり、他にも唐揚げやあん肝の酒蒸しなどもおすすめです。鮮度が良ければ、もちろんお刺身でも美味。
冬といえば「ワカサギ」! ワカサギ釣りは冬の風物詩!
ワカサギは、10月~3月頃の寒い時期に卵を抱えるようになり、漁期を迎えます。分類で言うと、サケ目キュウリウオ科ワカサギ属にあたるのですが、その科名のとおり、ウリのような香りや風味も特徴です。
【オススメ調理】天ぷらやフライにすると美味。特に小ぶりのものは骨も柔らかく、丸ごと食べられます。甘露煮など幅広い用途に使用できます。
寒グレの本格的シーズン「メジナ」
メジナは、日本各地の磯に生息する海水魚です。夏は臭みが出やすく、食用に適さない魚。しかし、冬になるにつれて脂が増し、臭みが和らぎ旨味が濃くなります。
【オススメ調理】おすすめは、お刺身・焼き霜・焼き物など。脂がやや少ないものは、濃い味付けで鍋物にも人気です。