いよいよ春ですね。
気温が低い冬は、鍋や煮込みなどの料理が人気ですが、これから夏にかけて焼き調理の人気が高まってきます。当社でも例年通り、牛バラや牛腹身、牛サガリなど焼き調理に適した牛肉の部位の出荷が伸び始めました。
実はこの焼き調理に適した牛肉が伸びるのは、日本に限った話ではありません。アメリカでは、春から7月4日の独立記念日に向けて、戸外でのバーベキューが盛んに行われるため、牛肉の消費が増える傾向があります(※1)。
では、この需要期を迎え、ここ数年高値で推移しているアメリカ産牛は、さらに値上りするのでしょうか。
※1)『米国における牛肉消費の動向について』独立行政法人 農畜産業振興機構, https://lin.alic.go.jp/alic/month/fore/2001/jun/rep-us.htm
アメリカ産牛が高値の理由
アメリカ産牛の高騰の理由は様々ありますが、元を辿ると、アメリカで2~3年にわたり発生した干ばつの影響が大きいようです。飼料となる牧草が慢性的に不足しているため、生産者が通常の育成期間より早く出荷し、飼養頭数が減少。結果、価格高騰が続いています。
ただ、これ以上値上りしない可能性もあります。アメリカ国内に目を転じると、昨年、価格が上がり過ぎて一部の部位の消費が鈍化し、これを受けて価格が若干下がったという経緯がありました。
とは言え、2024年の生産量は2023年よりも減少する見通し(※2)。多少の価格変動はあるかもしれませんが、今後も高値で推移すると予想されます。
※2)『2024年の肉用牛・牛肉生産の見通し(米国)』独立行政法人 農畜産業振興機構, https://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_003721.html
手頃な価格のオーストラリア産
では、アメリカと並ぶ牛肉の輸入先オーストラリア産牛の価格はどうでしょう。
オーストラリア産牛は、アメリカ産牛の価格高騰を受け、需要が増加。つられるように価格が徐々に上がっています。
ですが、アメリカ産牛と比較すれば、まだお求めやすい価格。港湾ストライキや円安の影響で上げ相場である事は変わりませんが、生産量は安定しています。
夏に向け、焼き調理用の部位の人気は一層高まっていきます。
そんな中、アメリカ産牛の価格は、不安定な状況が続くでしょう。アメリカ産牛肉の価格が、お店のメニュー価格と合わなくなった時は、是非オーストラリア産牛肉の価格もご確認ください。
チルド! お手頃価格!
焼き材に適したオーストラリア産牛腹身が登場!
オーストラリア産牛の腹身です。穀物肥育のためジューシーな味わいが特徴。あらかじめ膜を除去しているムキアウト規格のため、歩留りも良し! |
牛腹身(ムキアウト) 【オーストラリア産/穀物肥育/冷蔵/1pc単位/1pc=約1~1.5kg(2kg入)】 |
ご注文はこちら |
他にも、お役立ち商品が続々!
人気鴨ブランドからオリジナルの超希少3部位登場!
高品質ながら、お手頃価格で大人気の『ダックキング』。主要部位のロースは、納品軒数1,400超、月間出荷量は10t超え※! そんな『ダックキング』の希少部位をプレコが独自に商品化。貴店厨房までお届けします! ※2023年12月実績 |
炒め物にピッタリ!
串にオススメ! カツにも!
串にオススメ! カツにも! |
集客できるジンギスカンを!
本場北海道で人気の希少2部位!
1頭から100g程度しか取れないラムのサガリが登場。特有の香りが少なく、肉々しい味わいが特徴。メンブレン(スジ)付きなので、煮込み料理にもお使いいただけます! |
ラムハンギングテンダー 【オーストラリア産/冷凍/1pc単位/1pc=約1kg】 ご注文はこちら |
ラムの舌、ラムタンが新発売。柔らかでジューシーな味わいが特徴です。皮が薄いので、皮付きのままお使いいただけます。 |
ラムタン 【外国産/冷凍/1pc単位/1pc=約1kg】 ご注文はこちら |