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夏野菜を楽しく食べる! 特徴を活かした野菜の居酒屋メニュー

皆さんは《夏野菜》をどれだけ食べたことがありますか? とうもろこしやきゅうり、なすなど、定番といわれる野菜しか食べたことがないという方も多いのではないでしょうか。しかし、夏野菜はそんな定番野菜だけでなく、美味しくて食感などが楽しめるちょっと個性的な野菜も多くあります。
今回は個性的な夏野菜の特徴を活かして楽しく食べる、居酒屋メニューをご紹介! 普段あまり目にしない夏野菜を使うことで、一味違う居酒屋メニューに!

辛くないとうがらし!? 「万願寺唐辛子」

万願寺唐辛子は、とうがらしという名前は付いているものの、辛さはほとんどなく辛いものが得意でない人も安心して食べられる野菜です。万願寺唐辛子は京野菜のひとつで、青臭さも少なく、肉厚で甘みのある食べやすいとうがらしです。

八百屋が教える簡単レシピ! ~万願寺唐辛子の昆布クリームチーズ詰め~
①万願寺唐辛子はタテに半割にします。
②クリームチーズと塩昆布をよく混ぜておきます。
③万願寺唐辛子に昆布クリームチーズを詰めます。
④オーブントースターやオーブンで10分ほど焼き、完成です。
 お好みで七味唐辛子をかけてください。

万願寺唐辛子の昆布クリームチーズ詰め

万願寺唐辛子(緑)・約150g
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野菜の王様 「モロヘイヤ」

「モロヘイヤ」は、7月中旬~10月が収穫の時期の緑黄色野菜です。若葉の部分を食べることが多く、刻むとオクラのような粘りが出るのが特徴です。栄養価が高い野菜(100gあたりのβ-カロテン10000μg・ビタミンB2 0.42mgなど※1、※2) とも知られており、「野菜の王様」とも呼ばれています。アクの強い食材なので、しっかりアク抜きをしてください。
※1 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 参考
※2 食品表示基準 別表第12 参考

八百屋が教える簡単レシピ! ~お月見モロヘイヤ~
①モロヘイヤを流水でしっかり洗い、汚れを落とします。
②塩(分量外)を少量入れた熱湯で1分ほどさっと茹で、冷水につけます。
③包丁で粘りが出るように細かく刻んで叩き、ボウルに入れます。
④③にだしの素、みりん、醤油を入れてよく混ぜます。
⑤小鉢に豆腐を入れ、豆腐の上に④のモロヘイヤを盛ります。
⑥⑤の中央に卵黄をのせ、白胡麻をちらして完成です。

お月見モロヘイヤ

モロヘイヤ・100g
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ネバネバがたまらない! 「白オクラ(トロオクラ)」

白オクラは名前のとおり、緑色が薄く、色が白に近いオクラになります。普通のオクラよりも大きく粘り気が強いのが特徴で、青臭さのないあじわいになります。粘度が強いことから刻めば刻むほど粘り気が増し、箸で持つと塊の状態で持ち上がるほどになります。

八百屋が教える簡単レシピ! ~とろオクラの山形とろとろだし~
①白オクラは塩少々(分量外)で板すりする。1分程度茹で、ざるにあげて粗熱をとり、包丁で細かく叩きます。
②きゅうりは3mm角にし、みょうが、青紫蘇はみじん切りにします。
③ボウルに材料・調味料(醤油・みりん・酢・砂糖・塩昆布)を全て入れて、よく箸で粘り気が出るまで混ぜ、完成です。

とろオクラの山形とろとろだし

白オクラ(pc)
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まとめ

いかがでしたか? モロヘイヤと白オクラは同じネバネバした特性があり、とろとろ食感を活かすメニューをご提案しました。白オクラには歯ごたえのある食感も混在するため、使い方を変えることでそれぞれの個性を発揮することができます。万願寺唐辛子はクセのない甘みと、シャキシャキとした歯ごたえが特徴。見た目とのギャップがありインパクトのある一品として、ぜひお試しください!

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