鮮魚を発注し実際に届いた商品を見たら、想定していたより「価格が高かった」「サイズが大きかった」といったご経験はありませんか。
市場に入荷した水産品は、その日の深夜から早朝にかけて卸売業者と仲卸業者の間で取引され、朝方からお客様の元へと出荷されます。納品日の前日までに注文の受付を締め切る仕入れ業者の場合、注文を受けた後に買付けを行うので、想定していた価格・サイズとの差異が生まれやすいのです。
プレコグループの鮮魚・水産品部門プレコエフユニットは、ご注文時に価格やサイズを確認できるように、レギュラー商品はもちろん、相場制商品の中でもオススメ商品については納品日前日の夕方※から『明日のオススメ商品』としてWEB上で情報を公開しています。お客様は、この情報をもとに発注することで食材原価をコントロールしやすくなります。
※17時を目安に公開しています。
そもそも鮮魚の価格は、どのように決まるのか
一般的に、市場に入荷した食材は、深夜から早朝にかけて行われる「せり」や「入札」、「相対」(※)によって価格が決まります。
価格決定の要因は、需要と供給のバランス。水産品の場合は、その日の水揚げ量が供給量と直結するため、日々の値動きが大きいのが特徴です。例えば、潮が悪い時や時化などで漁ができない時は供給量が減少するので、価格が大幅に上昇する場合があります。極端な例では、今日買った魚が次の日に倍の価格になるようなことも。
※せり:売主(卸売業者)のセリ人が卸売場で、買い手(仲卸業者や売買参加者)に価格競争させ、最高の値をつけた人に売る取引方法。
※入札:仲卸業者または売買参加者が紙片に単価など必要事項を記入して卸売業者に渡し、その中で一番高い値段をつけた人がその品物を買うことができる取引の方法。
※相対:卸売業者と買い手が、販売価格及び数量について直接交渉して取引する方法。
エフユニットの値決めの内側
そんな中、プレコエフユニットは『明日のオススメ商品』に掲載する商品をどのように決めているのでしょうか。
プレコエフユニットは、世界最大規模の水産品取扱量を誇る豊洲市場に仲卸店舗を構え、ここを拠点として担当バイヤーが毎日買付けを行っています。
市場には、全国の産地の水揚げ状況や今後の入荷予定など様々な情報が集まります。バイヤーは、活魚や近海鮮魚、貝類、うになど、商品の種類ごとの担当制。培ってきた豊富な経験を基に、集まった情報から翌日に入荷する品質や価格を判断。オススメの商品の情報をまとめ『明日のオススメ商品』としてネット上に公開しています。
市場で見つけたお買い得情報も満載
公開しているのは、オススメの相場制商品だけではありません。
『月特』『週特』『訳あり』『数量限定』など、市場で見つけたお買得情報も豊富に掲載。食材原価の低減にお役立ていただけます。
また、価格高騰や欠品が予想される時は、合わせて情報を掲載しているので、今後の仕入れ計画も立てやすくなります。
いかがでしょうか。
鮮度の良い水産品を使いたくても、仕入れ値の変動があるので使いづらいと敬遠されている方は、是非一度プレコエフユニットの『明日のオススメ商品』のご活用をご検討ください。