お店の営業に必要な仕事には、どうしても手間がかかるもの。
閉店後の締め作業の手間。発注などの様々な事務作業の手間。お客様のオーダーを取りに行き、それを確認する手間……。
数えだしたらキリがなく、どれか1つでも楽になればいいのに……と思ったこと、誰しもあるのではないでしょうか。
手間削減の方法は様々ありますが、その1つはデジタル技術の導入です。今回、その中でもセルフオーダーシステムにスポットを当て、導入したときに生まれる多岐にわたるメリットをご紹介します。
デジタルで肉・魚・野菜を一括発注! プレコの発注システム『PRECoCo』
セルフオーダーシステムを導入した場合
まず初めに、セルフオーダーシステム導入の効果で分かりやすいのは、ホールスタッフがオーダーを取りに行く作業の手間削減でしょう。
しかし、効果はそれだけではなく、オーダーがデータで管理されること自体がもたらすメリットが数多く生まれます。
従来は紙で運用していたオーダー伝票の管理。オーダーがデータとしてそのまま記録されるので、紙のように失くす・紛れるといった心配はありません。
また、データ化されるので、手計算する必要がなくなり、集計の時間が大幅に削減されます。その上、入力ミスや計算ミスなどの、いわゆるヒューマンエラーがなくなります。
もちろん、日・月・年単位での売上の見直しや比較なども容易になります。システムによっては帳簿まで自動作成することも可能です。
年間の売上データを活用して来客数の予想をしたり、季節ごとのメニュー投入などの経営計画を練ることや、数字の見える化によって人材育成の計画に役立てたりと、ちまたでよく聞く「DX」の実現も可能に。セルフオーダーシステムを導入すれば、バックヤード業務の大きな改善が期待できます。その分、調理やサービスにリソースを集中することも可能になります。
発注もデジタル化できる!
ここまでは、機器やソフトを含むシステム導入によるデジタル化の例を挙げましたが、もっと手軽にデジタル化ができる方法もあります。そのひとつがプレコフーズの発注システム「PRECoCo」。食材や衛生用品の仕入れについて、デジタルで発注管理ができるシステムです。
「PRECoCo」の主な機能
・欲しい食材を簡単に検索できる
・常に使う食材なども「いつもの商品」としてリスト化して発注でき、数の調整も簡単
・注目の食材やセールなどの最新情報も提供され、いつでも見られる
・発注済み商品を一覧で見ることができ、納品予定の確認もカレンダー形式で分かりやすい
従来は電話やFAXなどで行っていた発注作業や納品履歴の確認などが、スマホがあれば、いつでもどこでも都合の良いタイミングでできるようになるのは大きなメリット。ノーコストで始めることができるという導入のしやすさも大きなポイントです。
今回は、オーダーと仕入れのデジタル化についてご紹介しました。
どのデジタル化にも共通するのは、それまでかかっていた手間と時間を削減し、効率的に店舗運営をできるということ。ヒューマンエラー解消のきっかけにもなり、データを見直すことで、仕事のやり方自体を変えるものにもなり得ます。
ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。