生冷凍した魚は、解凍するだけで使用することができる上、非加熱ならではの品質を保持している使い勝手の良い食材。
今回は、生冷凍の「トロビンチョウマグロ」に注目し、おすすめのレシピをご提案します!
トロビンチョウマグロは、薄い乳白色で極めて柔らかな身質が特徴。
マグロの中では小型ですが、脂のりが格別で、通常のビンチョウマグロよりもとろける味わいです。
トロビンチョウは、お刺身で提供していただけるのはもちろんですが、表面をさっと焼いていただくと、
とろけるようなレアステーキになります。
生冷凍トロビンチョウのレアステーキ
~材料~
トロビンチョウ 200g程度
■解凍編
塩(解凍用) 適量
■調理編
塩 こしょう 少々
バター 8~10g
にんにく 1片
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
和風料理として提供する場合(業態:居酒屋、和食 等)
→小葱/おろししょうが/かぼす 等を添えて
洋風料理として提供する場合(業態:バル、イタリアン 等)
→レモン/リーフレタスミックス/水菜/赤パプリカ 等を添えて
解凍編
① トロビンチョウは、切り粉クズ※1 を水道水でざっと洗い流します。
② お風呂程度(40度前後)の温度にしたお湯に、塩を溶かし、海水程度の塩分濃度にします。(3~4%)
③ トロビンチョウを塩を溶かしたお湯に1~2分程度漬けておきます。
④ 軽く水で洗い流し、水気をふき取り、キッチンペーパーにきっちり包みます。
⑤ お皿に乗せてラップをかけ、半日程度置いて完全に解凍させます。
※1…冷凍の魚を切るときに付着する魚の身のこと
調理編
⑥ トロビンチョウに塩こしょうをふり、全体になじませます。
⑦ にんにくは薄切りにし、芯を抜いておきます。フライパンにバターとにんにくを入れ、弱火でじっくり炒め、にんにくだけを取り出します。
⑧ トロビンチョウをフライパンに入れ、⑦で使用した残りのバターで中火~強火、各面20~30秒程度、さっと焼いて取り出します。
⑨ フライパンにみりん、しょうゆ、酒を入れ、ひと煮立ちさせます。フライパンに残ったバターとよくなじませてソースにします。
⑩ トロビンチョウをカットしてお皿に盛りつけ、ソースをかけてにんにくをトッピングすれば完成です。
いかがでしたか? トロビンチョウはお刺身にしても、もちろん美味しく召し上がれますが、今回のステーキ仕立てにするとボリューム満点のメニューになります。肉とは異なる、ほろりと口の中でとろけるような食感と、こってりしすぎない後口は、トロビンチョウならではの味わい。バターを効かせたソースを使うことで、魚のにおいも気になりません。普段と趣の異なるメニューとして、ぜひ貴店でもお試しください。
【トロビンチョウマグロのレシピ動画】
レシピ動画をyoutubeにアップしています。解凍など詳しく紹介していますので、是非、動画も参考にしてください。
▼トロビンチョウマグロのご購入はこちらで
トロビンチョウマグロ(外国産/天然/冷凍) 商品はこちら |