今月のおさかな提案
今回は「銀ダラ」を使用し、【2種類のタラ南蛮】をご提案。銀だらは、タラと名がつくものの、タラ科ではなくギンダラ科に属する魚で、タラに見た目は似ていても味は真逆! 脂乗り抜群の濃厚な白身魚です。
脂の乗った銀ダラは、少量でもボリュームがあり、南蛮だれとタルタルソースがふっくら揚がった銀ダラと相性抜群! 是非お試しください。
材料
タラ 各200g程度
片栗粉 適量
溶き卵 適量
~南蛮だれ~
しょうゆ 80ml
みりん 30ml
酢 75ml
砂糖 75g
塩 0.8g
七味唐辛子 1g ※アレンジ洋風は、七味唐辛子に代わり、
レモン輪切り適量
~タルタルソース~
マヨネーズ 65g
砂糖 10g
トマトケチャップ 5g
ゆで卵 (粗みじん切り)2個
きゅうり(みじん切り)50g
玉ねぎ(みじん切り)50g※レンジ加熱後、冷ましておく
※洋風は、上記+バジルの葉みじん切り3枚分
タラ南蛮レシピ
①南蛮だれは材料を混合し、鍋で一度沸騰させ、砂糖を全て溶かします。
②タルタルソースの材料を混合しておきます。
③解凍したタラを食べやすい大きさに食べやすくカットします。
④溶き卵にくぐらせ、片栗粉をよくまぶします。
⑤タラを全体がかりっとするまで、じっくり揚げます。
⑥揚がったタラを南蛮だれにしっかり浸します。
⑦皿に盛りつけて、タルタルソースをたっぷりかけて完成です。
洋風アレンジをするなら、タルタルソースにバジルの葉を刻んでレモンを添えて。
タラ南蛮のレシピ動画
レシピ動画をyoutubeにアップしています。是非、動画も参考にしてください。
銀だらセンターカット(外国産/冷凍/約800-1200g)商品はこちら |
今月のおさかな情報
2度目の旬到来!「サワラ」
サワラの旬は、春と冬の2回あり、冬のサワラは「寒鰆」とも呼ばれます。春のサワラが淡泊なあじわいなのに比べ、秋~冬にかけてのサワラは脂乗りが良く、身は白く濁るほど。
【オススメ調理】皮が薄いため炙りにして、タタキや焼き霜が絶品。
黒光りするアジの仲間「オキアジ」
オキアジは夏の産卵後、秋~冬にかけて脂が乗り、身は透明感が増します。皮目はまったりとした舌触りとなり、身は加熱しても硬く締まりにくく、ふんわりとした食感が特徴。
【オススメ調理】焼き物、特に西京焼きや幽庵焼きにしても美味。
平たく長い体形が特徴的「ウスバハギ」
ウスバハギはカワハギの仲間で、大きさは最大約60㎝、重さは2kg前後にもなります。身は瑞々しく、脂は少なくあっさりとした味わい。安価で歩留まりが良い為、居酒屋などの飲食店に重宝されています。
【オススメ調理】シンプルな昆布締めや、巨大な肝を活用し肝和えなど。
寒い時期の鍋ものにぴったり「ハタハタ」
11月頃~冬にかけた産卵期に、元々の生息域である深海から、水深の浅い沿岸へと押し寄せてくる深海魚。淡泊な味わいではありますが、ほのかに甘みも感じられます。
【オススメ調理】秋田名物のしょっつる鍋や、塩焼き、皮を付けたまま酢締めにするのも美味。