今月のおさかな提案
いわしに明太子を挟んだ『いわし明太子』は、博多の名物として知られています。焼いて食事やお酒のあてにするのが定番の食べ方ですが、“焼く”以外の調理でメニューに取り入れたらどんな味わいになると思いますか? 今回はいわし明太子を使い、サクサクの【いわし明太子フライ】に! パン粉を付けて揚げるだけで香ばしい香りと食感になり、ボリュームアップします。他に「アトランティックサーモンハラス」を唐揚げ粉で揚げた【サーモンハラス唐揚げ】もご紹介! 味付きの唐揚げ粉を使えば、すぐに提供できる簡単調理メニューに。さらに、インパクトのある見た目も◎! 是非、お試しください。
いわし明太子フライ レシピ
~材料~
いわし明太子 4尾
小麦粉 大さじ2
卵 1個
パン粉 適量
①解凍した いわし明太子の水気を、キッチンペーパーでよく拭き取ります。
②いわし明太子を小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣づけします。
③フライパンまたは鍋にサラダ油を入れて170度に熱し、いわし明太子を入れて火が通るまで6~7分揚げます。
④器に盛り、キャベツやレモンなどを添えて完成です。
サーモンハラス唐揚げ レシピ
~材料~
アトランティックサーモンハラス 5本
唐揚げ粉 大さじ5
①解凍した サーモンハラスの水気を、キッチンペーパーでよく拭き取ります。
②大きいサイズのものは食べやすい大きさにカットしていきます。
③唐揚げ粉を満遍なく付けます。
④フライパンまたは鍋にサラダ油を入れて熱し、サーモンハラスを入れて火が通るまで中火でじっくりと揚げます。
⑤器に盛り、レモンなどを添えて完成です。
いわし明太子フライ・サーモンハラス唐揚げ レシピ動画
レシピ動画をyoutubeにアップしています。是非、動画も参考にしてください。
いわし明太子・2尾入 詳しく見る |
アトランティックサーモンハラス(無塩/養殖/冷凍)・1kg 詳しく見る |
今月のおさかな情報
魚体の輝きが特徴「本鱒(サクラマス)」
本マスは2月頃から見かけるようになり、桜の開花前線と重なって漁獲も最盛期を迎え、別名「サクラマス」と呼ばれます。脂が乗っているのにあっさりとした上品な味わいが特徴です。
【オススメ調理】寄生虫のリスクがある為、生食するのであれば一度冷凍してルイベやマリネに。加熱すると旨味が増し、天ぷらやフライ、ムニエルなどにもおすすめです。
祝い膳に欠かせない魚「ニシン」
春になると産卵の為に北海道沿岸へと集まり、旬を迎える魚。サラサラとした脂は舌触りがよくあっさりとし、刺身におすすめです。
【オススメ調理】焼き・煮・揚げなど幅広い用途で使える他、加工品での流通も多く、ニシン蕎麦は甘露煮が定番です。卵は煮つけや漬け焼き、白子は漬け焼きやフライなどにもおすすめです。
春の風物詩「ホタルイカ」
ホタルイカは産卵の為、2~4月頃にかけて日本海側の沿岸に現れます。身は甘みがあり柔らかく、ワタには独特の苦味があるのが特徴です。
【オススメ調理】ボイルはもちろん、アヒージョや、パスタなど、幅広く使うことができます。季節のメニューとして使うのもおすすめ。
シーズン到来!「貝類」
二枚貝類は3月~5月の春先に産卵時期となり、身がふくれて旬を迎えるものが多くなります。
豊洲は種類も豊富に入荷し、刺身用・汁物用など、様々な用途に使える貝類が市場に出回ります。
【オススメ調理】
・あさり(千葉県・愛知県など)→汁物・酒蒸し・パスタ・かき揚げ
・地ハマグリ(茨城県・千葉県など)→汁物・煮はまぐり・お吸い物
・白ミル(愛知県)→刺身・寿司ネタ
・マテ貝(熊本県)→酒蒸し・お吸い物
・ほっき貝(北海道・青森県)→刺身・寿司ネタ・カレー