今月のおさかな提案
お酒のおつまみはもちろん、イタリア料理などにもよく使われる「かにみそ」。独特の風味が苦手な方もいると思いますが、食べ方をアレンジするとクセを感じにくく、蟹の旨味を感じるメニューに! 今回はかにみその缶詰を使った【カニミソ・ポテサラ】をご紹介。生クリームを入れたポテトサラダは濃厚になり、かにみそと相性抜群! 居酒屋の前菜でも提供できる一品を、ぜひお試しください!
材料
かにみそ 1缶(100g)
じゃがいも 4個(皮をむき、柔らかくなるまで加熱しておく)
きゅうり 1本(薄い輪切りにし、塩をふっておく)
にんじん 1/2本(薄いいちょう切りにし、塩をふっておく)
いぶりがっこ 50g(薄切りにしておく)
カニカマ 50g(割いておく)
茹で玉子 2個(3~4分割にしておく)
マヨネーズ 大さじ4
醤油 小さじ1/2
塩 適量
生クリーム 大さじ3
焼きのり 適量
カニミソ・ポテサラ レシピ
①じゃがいもを温かいうちにつぶしておきます。
②①にかにみそを入れて、よく混ぜておきます。
③きゅうりとにんじんの水気をぎゅっと絞り、②と混ぜ込みます。
④マヨネーズ、醤油、塩、生クリームを入れ、③とよく混ぜます。
⑤いぶりがっこ、カニカマ、茹で玉子を入れ、④とざっくりと和えるように混ぜます。
⑥皿に盛りつけ、焼き海苔をちらして完成です。
カニミソ・ポテサラ レシピ動画
レシピ動画をyoutubeにアップしています。ぜひ、動画も参考にしてください。
かにみそ(マルヨ食品)・100g |
今月のお魚情報
夏に旬を迎える白身魚「スズキ」
「スズキ」はスズキ目スズキ科スズキ属に属する肉食性の魚です。個体は大きい物だと1mを超えるものもあります。淡泊な風味ですが、全身に脂が均一に混ざっているので、味にムラがありません。身は柔らかく、繊細な旨味が感じられます。歩留まりも良く、コスパに優れた白身魚です。
【オススメ調理】刺身や、氷水で身を絞めた洗いなど、素材の味を活かした調理に向いています。ポワレやムニエル、天ぷらにも。アラからは味の良い出汁が取れます。
夏が旨い!「岩ガキ」
「岩ガキ」は冬に旬を迎える“真ガキ”とは違い、夏に旬を迎えます。殻が厚く、岩のような見た目で、身が大きく、ひとつで十分な食べ応えがあります。岩ガキは数か月をかけてゆっくり産卵するため、夏場でも味が落ちることなく、弾力があり瑞々しい味わいとなっています。
【オススメ調理】よく冷やした岩ガキを薬味と一緒にポン酢で食べるのがおすすめです。
肉厚で上品な旨味! 「ケンサキイカ」
「ケンサキイカ」は夏に旬を迎えるツツイカ型のイカ。地域によって、『赤いか』『白いか』など呼び名が変わり、豊洲では、主産地の長崎県などでの名称から『白いか』として流通する事が多くあります。ヤリイカやアオリイカと並ぶ、高級なイカとして知られ、火を通しても固くならず、甘味が強く上品な味わいが特徴になります。
【オススメ調理】エンペラも刺身でOK。ゲソは軽く湯通ししてお刺身、または天ぷらにおすすめです。
夏のご馳走 「アユ」
「アユ」は養殖が盛んなため、豊洲市場で流通するものの殆どは養殖になります。 6月~8月が旬となり、成魚となったアユは、体長25センチほどまで大きくなっています。味は淡く繊細な旨味となり、体表からは植物のウリのような爽やかな香りがすることから、「香魚」とも呼ばれています。
【オススメ調理】定番の焼き物や、コンフィ、開きにしてフライなどにしても美味。