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今月のおさかなレシピ提案~しじみのスープ2種&おさかな情報!~

今月のおさかな提案

身質は小さいながら、他の貝類と比べて濃厚な味わいの出汁がでることから和食などでよく使われる「しじみ」! 今回はしじみを使い【地中海風!しじみたっぷり旨味スープ】【韓国風!しじみのピリ辛スープ】の2種類のスープをご紹介。トマトベースやコチュジャンベースのスープが、それぞれしじみのエキスと混ざりあうことで旨味がアップ!!
お鍋やフライパン1つで出来る簡単レシピです。ぜひお試しください。

しじみたっぷり旨味スープ

材料
しじみ……200g
玉ねぎ(角切り)……1/2個
マッシュルーム(角切り)……2個
にんにく(みじん切り)……1片
ミックスビーンズ……大さじ4
トマト缶(カット)……1/2カップ
水……1.5カップ
酒……大さじ1
顆粒コンソメ……小さじ1
塩、砂糖……各適量(お好みで)

しじみたっぷり旨味スープ レシピ

①鍋にオリーブオイル(分量外)とにんにくを入れて加熱し、香りがたってきたら玉ねぎを加えて炒めます。
 

②玉ねぎ透明になるまで炒めたらしじみ、酒を入れて蓋をして、軽く蒸します。
 

③しじみの口が開いたら、トマト缶と水をいれます。
 

④③にミックスビーンズ、マッシュルーム、顆粒コンソメを加えます。
 

⑤ミックスビーンズが柔らかくなるまで中火で煮て、砂糖、塩をいれて味を調整します。
 

⑥最後にオリーブオイルを回しかけ完成です。

★ショートパスタと絡めてスープパスタにするのもおすすめです。
 

しじみのピリ辛スープ

~材料~
しじみ……200g
にんじん(短冊切り)……1/4本
もやし……1/2袋
長ネギ(斜め薄切り)……1/2本
おろしにんにく……小さじ1/2
鷹の爪……1本
鶏がらスープ……小さじ1/2
【a】コチュジャン……大さじ2
【a】しょうゆ、酒……各大さじ1
塩、砂糖……各適量(お好みで)

しじみのピリ辛スープ レシピ

①鍋にごま油(分量外)、おろしにんにく、鷹の爪をいれ、にんじん、もやしを炒めます。
  

②①にしじみ、ねぎ、水(分量外450ml)と鶏がらスープを加えて煮立たせ、弱火で10分ほど煮ます。
 

③【a】の調味料を加えてひと煮立ちさせます。お好みで砂糖、塩を入れて味を調整したら完成です。
   

★最後にご飯をいれて、クッパ風にするのもおすすめです。
 

しじみたっぷり旨味スープ&しじみのピリ辛スープ レシピ動画

レシピ動画をyoutubeにアップしています! ぜひ、動画も参考にしてください。

しじみ(茨城県涸沼産/冷凍)・500g
詳しく見る

 

今月のおさかな情報

満足感のある高級魚「アンコウ」

カタカナで「アンコウ」は標準和名となり、一般的にひらがなの“あんこう”として流通している「キアンコウ」とは別種類の高級魚になります。アンコウは産卵直前が美味しいとされており、冬になると産卵のために浅場へ移動することから、漁獲量が増えて旬を迎えます。
【オススメ調理】
鍋物や唐揚げなどが定番料理になります。鍋物では様々な部位の食味を比べることができ、さらに肝を溶いて煮込むと深いコクがあるスープになります。唐揚げはホクホクとした食感から繊細な旨味が感じられ、上品な味わいを堪能できます。他にもあん肝の酒蒸しなどもおすすめです。

アンコウ

心地よい舌触り「ブリ」

西太平洋に生息するアジ科の魚で、「寒ブリ」と呼ばれるものは夏場に北上し、産卵のために山陰などの沖合を目指し戻ってきます。冬場は脂がしっかりのった10kgを超す大型ものもよく見られます。
【オススメ調理】
脂が濃く、甘みが強いので刺身・寿司ネタにするのがおすすめです。皮ぎしは腹と背で食感が変わり、脂が強いので炙って柑橘を絞っても美味。他にブリしゃぶ、照り焼きなどが定番です。火を通すことで脂のしつこさを軽減し、あっさり食べるのも飽きが来ません。焼きものでも塩・味噌漬け・麴漬け・西京・幽庵など様々なものに向いています。

ブリ

肉厚な身と繊細な味わい「ヒラメ」

「ヒラメ」は梅雨~夏ごろにかけて産卵し、秋頃から身が厚くなってきます。薄桜色の血合いがきれいで、冬に漁獲される肉厚のヒラメは産地で締めた浜〆のものが多いですが、まれに活魚として流通することもあります。
【オススメ調理】
刺身はヒラメ料理の定番。冬場は甘みがあり、繊細な旨味があります。食感を活かしたネギポン酢ともみじおろし、旨味をより引き立てる塩レモンなど、食べ方で味の変化を楽しむことができます。ヒラメは万能な食材なので様々な料理に向いています。ソテーや煮つけ、揚げにも適した魚で、天ぷらにすると旨味が引き立ち、白身らしい香りとふんわり軽い食感が味わえます。

ヒラメ

美しい姿と豊かな風味「ホウボウ」

産卵期前の冬~春先にかけて身に脂が乗り、身がふっくらとして美味しさが増します。味が良く、噛むほどに旨味が増し、ふわっとした弾力があるため、近年価格が上がっている魚のひとつです。
【オススメ調理】
鮮度のいいものは刺身や寿司で。特に釣り物、活〆のもの、入荷があれば活魚がおすすめです。野締めは柔らかい弾力があり、噛むと旨味が感じられます。他にも、鍋物など出汁をとるメニューにも使われます。色味がいいので、アクアパッツァをはじめ、姿での調理に向き、身がほぐれてスープの旨味が染みやすいのも特徴です。

ホウボウ

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