スタッフのモチベーションが低いと、お店の雰囲気が悪くなる上、生産性も低下。すぐに辞めてしまったり、お客様からのクレームに繋がったりといった恐れも生まれます。
一方、スタッフのモチベーションが高ければ、お店の雰囲気が明るくなり、お客様のリピート率が向上、お店の売上アップにも繋がります。
では、どうすればスタッフのモチベーションを高められるのでしょうか。その第一歩は、声をかけること。今回は、スタッフのモチベーションを上げるために効果のあるセリフ例をご紹介します。
モチベーションを高めるセリフ例5選
感謝の言葉に『いつも』を付ける
単純に「ありがとう」と言うだけではなく、“いつも”という前置きをつけて「いつもありがとう」と言うことによって、相手は「普段から見ていてくれているんだ」と認識できるので、高いモチベーションを保つ可能性が生まれます。
例：「◯◯さんの行動は他のスタッフにも大きな良い影響を与えています。いつもありがとう」
具体的な例を挙げて褒める
褒める時は、何を評価しているのか、具体的な行動を挙げると良いでしょう。言われたスタッフは、自分の仕事の何が評価されているのかを実感でき、さらに前向きに努力を続けられるようになります。
例：「◯◯さんはお店のことやメニューを覚えるのがとても早いですね！頑張っていて偉いです」
敬意を持っていることを伝える
後輩や、年齢が下であったとしても敬意を持っていることを伝えます。尊敬し合える部分があることで、お互い気持ちよく働くことができ、職場の雰囲気も明るくなるでしょう。
例：「◯◯さんはいつも他のスタッフのことまで気配りができてすごいなと思っています。自分も見習わなきゃという気持ちになります」
安心感を与える言葉を付け加える
「困った時にはいつでも頼ってね」「一緒にいるよ」というニュアンスの言葉をかけることによって、言われた側は安心感を持って、のびのびと働くことが出来ます。
例：「新しいメニューを考案するのは本当に大変なことだと思うけど、◯◯さんならきっとお客様が喜ぶ料理を作り出すことができると思うから、何かサポートが必要ならいつでも言ってくださいね」
今後の期待も伝える
褒める時、同時に今後の期待も付け加えることで、高いモチベーションを継続できるようになります。ただし、プレッシャーになるほどの声かけは避けましょう。
例：「◯◯さんのアイデアはとても素晴らしいものばかりです。引き続き、自信を持ってアイデアをお願いします」
具体的なセリフ例を挙げましたが、基本はスタッフの努力や成果を認識し、感謝の意を示すこと。また、未来の成長やチャレンジを応援する言葉も前向きな気持ちを引き出すのに効果的です。
こうしたセリフは、できるだけその行動をとった瞬間に伝えるのがオススメ。より高い効果が見込めます。
また、相手の名前を入れれば好感度がアップするので、セリフには相手の名前を添えるようにしましょう。
スタッフのモチベーションを高めたい時は、ぜひ取り入れてみてください。
