スーパーなど、小売店のソーセージ売り場で目にすることの多い「粗挽き(あらびき)」。肉々しい食感やジューシーさを想起させるワードです。ロングセラー商品も多数生まれ、人を引きつけるワードとしてすっかり浸透した感があります。
では、この粗挽き、直径何ミリで挽いているのか、ご存じでしょうか?
そもそもソーセージとは
ご存じの通り、ソーセージは調味した挽肉を動物の腸に詰めて作られる加工品です。
挽肉に使用する肉は、豚肉、牛肉、鶏肉、羊肉、馬肉、魚、内臓、血液などで、日本では多くの場合豚肉が使われています。また、使われる腸は主に羊腸と豚腸。ウィンナーなど比較的細いソーセージには羊腸(直径:約19~21mm)、フランクフルトなど太目のソーセージには豚腸(直径:約34~36mm)が使われます。日本では細めのウィンナータイプがお馴染みなので、羊腸を使ったソーセージが多く出回っています。
※中にはコラーゲンを原料とする人工ケーシングに挽肉を詰めている商品もあります。
粗挽きは何ミリ挽き?
挽肉は、一般的に『ミートチョッパー』や『ミンサー』などと呼ばれる機械で作られます。このマシーンにブロック肉を入れて砕き、穴の開いたプレートを通して挽肉にします。このプレートの穴の直径がいわゆる挽目。直径が小さければ、それだけ細かく砕かれて柔らかな食感になり、大きければ肉の食感が強くなります。
では、本題。小売店で粗挽きとして売られているウィンナータイプのソーセージに使われている挽肉は、何mmで挽かれているのでしょうか。
答えは5mm。一般社団法人 全国公正取引協議会連合会が定める『ハム・ソーセージ類の表示に関する公正競争規約及び施行規則』 によると、粗挽きは「5mm以上で1回挽いた肉又はこれと同程度のものを原料としたもの」と記されています。
5mm以上の挽肉を使う商品もある
もちろん、5mm以上の挽肉加工は可能。例えば、プレコのオーダー挽肉は、最も太いのが16mmで、以下8mm、5mm、3mmとご注文の際にご指定いただけます。
さて、ここで疑問。冒頭で書いたように「粗挽き」が消費者にとって魅力を感じる言葉であれば、5mm以上の挽目、例えば8mmで挽いた挽肉を使った「超粗挽き」のソーセージがあれば、より訴求力は高まりそうなものですが、そうした商品はないのでしょうか。
国内数社のメーカーに問い合わせたところ、市販されているソーセージで「8mm以上という数字はなかなか聞かない」のだそう……。
ただし、これは市販品の話。プレコでは、飲食店向けに8mmの超粗挽きソーセージをラインアップしています。店を訪れたお客様が「家で食べるソーセージとは違う」と感じていただける、プロ仕様ならではの商品を満足度アップのために是非ご活用ください。
8mm挽きのチョリソー、2つの辛味で新登場!
天然羊腸に詰められるギリギリの粗さである8mmで豚肉を挽くことで、肉々しい食感を追求。刺激的な辛味が特徴の「カイエンペッパー」と激辛唐辛子の代名詞「ジョロキア」の2種を揃え、異なる辛さを演出します。 |
旨辛チョリソー(あらびき) ※カイエンペッパー使用 ジョロキアチョリソー(あらびき) 【国内加工/冷凍/1pc=1kg】 |
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他にも、お役立ち商品が続々登場!
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