近年注目度が高まっている「海底熟成ワイン」をご存じでしょうか。
言葉通り、海底で熟成するワインのことです。
その魅力は、何と言ってもストーリー性……ですが、決してそれだけではありません。
今回は「海底熟成ワイン」が持つ様々な魅力をご紹介します。
海底熟成ワインの始まり
1998年、スウェーデン沖。一艘の沈没船が引き上げられました。
沈没船は、第一次世界大戦中の1916年にドイツ軍に撃沈されたロシアの貨物船。積み荷からは、シャンパーニュが見つかりました。
そのシャンパーニュは、80年もの時を経ていたにもかかわらず高いクオリティを保持。シャンパーニュが沈んだ海底は光が届かず、常に安定した水温。長期熟成に適した環境だったのです。
この出来事をきっかけに世界各地で海底熟成ワインの研究が始まりました。
地上の倍以上の速度で熟成が進むといわれる海底
前述したように、光が届かない、一定の温度を保つ海底は、ワインの熟成に適した環境です。その上、波の不規則なゆらぎや高い水圧が加わることで、地上の倍以上の速度で熟成が進むと言われているのです。
さて、肝心の味わい。一般的に海底熟成ワインは、長期熟成さながらの角の取れたまろやかな味わいに仕上がるという評価の声が多数あります。
海底熟成ワインのもう一つの魅力
海底熟成ワインは海中で保管されるので、ボトルの表面にフジツボや石灰藻などが付着。独特の雰囲気を醸し出します。
ヴィンテージ感もある佇まいは、コレクター心をくすぐるもの。贈答品としても人気を高めています。
宮城県沖の海底で7カ月熟成し引き上げたワインをお届け! 海底熟成は自然を相手にする熟成法。 長期熟成を前提とした 原酒は、ポルトガルの銘醸地ドウロ産。 深さ20mの海底で7カ月熟成 ヴィンクロ・エテルノは、宮城県・女川沖の 複雑で深みのある味わい、角のとれたまろやかさは長期熟成さながら。 限定150本! 完全予約販売! ※限定数に達し次第終了します。 |