野菜は、種類によってそれぞれ個性がある食材です。甘い野菜、苦い野菜、固い食感、とろけるような食感……。
今回は、個性の強い野菜に注目し「〇〇を楽しむメニューにすると良し!」というお題で、メニュー提案します。
それぞれどんな個性があるのでしょうか? また、その個性を楽しむには、どんなメニューがオススメなのでしょうか? それでは、ご覧ください!
「つくね芋」は、超ねっとりもっちりを楽しむメニューに!
つくね芋は、ヤマノイモ科に属する山芋の一種。粘り気が非常に強く、加熱するとふっくらして優しい香りになり、味にクセもありません。
強い粘り気を楽しむメニューにするのがおすすめ!
八百屋が教える簡単レシピ! ~つくね芋味噌マヨサラダ~
①つくね芋はよく洗い、皮をむきます。食べやすいサイズに切ります。
②つくね芋が全て浸る位のお湯で、串がスッと通るまでしっかり茹でます。
③マヨネーズ・味噌・七味唐辛子でよく和え、完成です。
つくね芋・約300g 商品はこちら |
「むかご」は、皮と中身のホックリを楽しめるナッツ風メニューに!
むかごは、ヤマイモの葉の根元が肥大化した“肉芽”。ナッツのようにコロコロ小さく、中身はホックリとしている為、炒めておつまみにするのがおすすめ。薄い皮とホックリした中身のコントラストを楽しめるメニューに是非!
八百屋が教える簡単レシピ! ~むかごのにんにく醤油炒め~
①むかごはよく水で洗い、汚れを落としておきます。
②フライパンに、バター、にんにくを入れ、弱火でじっくり炒め、にんにくを取り出します
③むかごをフライパンに入れ、よく炒めます。
④むかごに火が通ったら、醤油、みりんを入れ、全体をよくなじませて完成です。にんにくと一緒に盛りつけてください。
むかご・200g 商品はこちら |
「バターナッツかぼちゃ」は、生で“シャクッ”を楽しめるメニューに!
バターナッツかぼちゃは普段目にするかぼちゃと違い、ヒョウタンのような形でピーナッツのような色をしています。果肉はオレンジ色で、味はメロンのような甘みが特徴です。柿に似たシャクッとした食感を楽しめるメニューにぜひ!
八百屋が教える簡単レシピ! ~バターナッツかぼちゃのごまポン酢サラダ~
①バターナッツかぼちゃは皮をむき、ワタやたねを取り出し、ピーラーで薄切りにします。
塩を少々ふり、全体になじませておきます。
②かぶもバターナッツかぼちゃ同様に塩をふり、なじませておきます。
オクラは塩を入れた湯で、さっと茹でておきます。
③皿に盛りつけ、ポン酢・ごま油・醤油・砂糖を混合したごまポン酢を添えて完成です。
※今回は生で食べる提案ですが、加熱調理もおすすめです。
バターナッツ(国産) 商品はこちら |
いかがでしたか? 例えば、マヨサラダひとつとっても、じゃがいもを使ったポテトサラダは、食べ慣れた味になり、大きな違いが感じにくく、印象に残りづらいかもしれません。
しかし、つくね芋のねっとりとしたマヨサラダを食べた方は、つくね芋の粘り気の強さに驚き、野菜の持つ個性を楽しんでいただけるはず。また食べたいなと思い出してくれたらお店をリピートしてくれるかもしれませんね。
野菜の個性を活かし、メニューの印象アップに、ぜひ取り入れてみてください!